略歴 | 教育目標と理念課程の学習内容 | 教師の紹介 | 教学設備 | 学術活動 | 学生会の活動

交流活動 | 学生優遇制度 | 就職状況 | 今後の計画 | 修士・博士課程の紹介|入学試験の情報

略歴   Top
1972年 本学に当学科の前身である文学院外国語文学系東方語文組が創設される。

1975年 東方語文組が東方語文学系として独立する。

1976年 夜間部が増設される。

1980年 本学に当学科修士課程の前身である日本文化研究所修士課程が設立される。

1981年 名称が日語学系に改められる。

1983年 日間部が2クラスとなる。

1984年 日本語文学系と改称され、外国語文学院に所属することとなる。

1986年 夜間部が2クラスとなる。

1991年 当学科博士課程の前身である博士課程が、本学日本文化研究所に設立される。

1994年 日本語文学系と日本文化研究所が一つに統合される。

1997年 夜間部が乙部と進修學士班に改められる。

2000年 乙部が日間部と一つに統合される。 現在、学士課程日間部には12クラス、進修學士課程には4クラスあり、 総学生数は約1,000名、修士・博士課程の総学生数は約70名である。

2001年 夜間修士課程(社会人向け)が設立される。

 

教育目標と理念   Top

当学科は、日本語・日本文学の学習者ならびにその研究者の育成を教育目標とします。学士課程では、日本語に精通し、日本についての理解を深め、国際的視野に立って中日文化交流のできる人材の育成を主な目的とし、また、修士・博士課程では、日本語学研究・日本文学研究・日本語教育学研究・言語の対照研究や比較文学の研究などに携わる人材と日本語教師の養成をその主な目的とします。厳格な教育のもとで、理論と実務の双方を重んじ、学習に対する要求を厳しくするのみならず、平素から団結の精神や、教師と学生、また学生間の倫理観を育成し、大学生としての国家や社会に対する強い責任感を養うよう教育に力を注いでおります。

 

課程の学習内容   Top

1. 学士課程
卒業に必要な履修単位は、本学による規定の必修科目30単位、当学科による規定の必修科目76単位、さらに当学科による規定の選択科目30単位、計136単位です。科目の内容は、日本語に関する基礎的なものの他に、日本語研究・日本文学・日本文化・日本現代事情など専門的な科目に加えて、日本語翻訳・日本語通訳・日本語文書資料処理・インターネットの活用などの実務的な科目もあります。
 

【本学規定の必修科目】
中国語・外国語(英語・ドイツ語のどちらか一つを選択)・歴史・中華民国憲法および立国精神・一般教養科目・英語視聴覚実習・体育・軍事教育など。
 

【当学科規定の必修科目】
日本語会話(一)(二)(三)・初級日本語・中級日本語・上級日本語・日本語文法(一)(二)・日本文学史・日本語作文(一)(二)・日本語練習(一)(二)(三)・日本語翻訳(日本語から中国語へ)・日本語応用文・日本名著講読など。

【当学科規定の選択科目】
日本語の発音・日本概論・日本昔話・日本史・日本地理・日本現代事情・日本文化概論・現代日本小説講読・日本語文法特講・日本近代文学・英会話・日本特講・言語学概論・中日コンピューター文書処理・時事日本語・研究方法の指導・日本古典文学・日本語研究・翻訳実務(中国語から日本語へ)・商業日本語・日本語通訳・日本語教授法・日本語会話(四) ・商業英語・中日文インターネットの応用、および外国語文学院が定めた科目など。

2. 修士課程
卒業に必要な履修科目を36単位とします。日本語学研究(一)(二)・現代漢語研究・日本語文法特講・日本語音声研究・中日言語比較研究・日本文学研究(一)(二)・日本現代文学研究・日本古典文学研究・中日比較文学研究・中日文化研究・中日比較文化研究・日本語教授法研究・日本語コースデザイン研究・日本語教育資料研究・日本語教授法演習・翻訳研究・研究方法論・論文写作指導など。以上の科目は、論文が必修科目で0単位であるのを除き、いずれも選択できる専門科目であります。

3. 夜間修士課程(社会人向け)
卒業に論文が必修科目で0単位であるのを除き、必要な履修科目を36単位とします。日本語学研究・日本文学研究・研究方法論・論文写作指導は必須科目であり、計16単位であります。選択科目は言語学概論・日本語音研究・日本文法特講・中日言語比較研究・日本語教授法研究・日本語教授法演習・日本語コースデザイン研究・日本現代文学研究・日本古典文学研究・中日比較文学研究・翻訳研究・日本文化研究・中日比較文化研究など、20単位を履修すること。

4.博士課程
比較対照分析特講・日本語音韻学特講・日本語史特講・日本語文法特講・日本語文献資料研究と討論・日本文学特講・比較文学特講・台湾文学と日本文学の比較研究・日本文化特講・比較文化特講・言語教育特講など。以上の課程は、論文が必修科目で0単位であるのを除き、いずれも選択できる専門科目であります。
以上の他、当学科では学生に専門分野を広げるため、マイナー・ダブルメジャー・教職課程などの課程を履習するよう勧めています。

 

教師の紹介   Top

当学科には現在23名の常勤教師と60名の非常勤教師がおり、それぞれの専門分野に通じ、熱心な指導を行っています。常勤教師の学歴ならびに専門分野は、次のとおりであります。

職位 氏名 最高学歴 学術専門分野および研究テーマ
客座教授 蔡茂豐

日本国立筑波大学

 学術論文博士

日本語学・日本語教育

客座教授 田中章夫 日本国立東京教育大学  
大学院博士課程
日本語学
客座教授 湯廷池 Ph.D. 1972. Linguistics. The University of Texas at Austin.博士 言語学
教 授 林錦川 中国文化大学 日本研究所修士
日本語文法・日本語学
教 授 陳淑娟 東呉大学日本語文学系
博士課程文学博士
日本語教育コースデザイン・日本語教授法
教 授 頼錦雀 東呉大学日本語文学系
博士課程文学博士
日本語学・日本語教育
副教授 林文賢
 
東呉大学日本文化研究所修士 日本語言語学・日本語教育・日本語音声学
副教授 朱廣興 日本国立大阪大学

博士課程修了

言語学・社会言語学・中日言語比較対照研究
副教授 盧月珠
 
日本久留米大學博士  
日本語學
副教授 鄭壹芬 日本国立筑波大学

地域研究科修士

日本語学・日本語教育
副教授 林雪星 日本国立広島大学
日本地域研究科修士
日本文学・日本語教育
助理教授 王世和 日本安田女子大学
文学研究科文学博士
日本語表現学
助理教授 許夏珮
 
日本国立お茶の水女子大学
人文科学博士
 日本語学・日本語教育
助理教授 王淑琴 日本国立名古屋大学国際言語文化研究科文学博士 日本語学、日本語教育
助理教授 佩珍 日本立筑波大文芸言語研究科博士 日本文日本近代文、明治大正期女性文

助理教授

羅濟立 日本立九州大比較社會文化学府博士 日本語教育、漢字音韻
講師 呉美嬅 日本早稲田大学文学研究科修士 日本語学
講師 尾久幸子 東呉大学日本文化研究所
修士
日本文学
講師 城戸康成 東海大学歴史研究所修士 日本語学
講師 高橋恭子
 
東呉大学日本語文学系修士課程修士 日本語学
講師 蘇克保 日本国立大阪大学
文学研究科修士
日本語教育学・音声学
講師
 
鹽入すみ
 
日本国立大阪大学
日本学科博士課程修了
日本語学

 

教学設備   Top

1.図書
学科が購入する日本語関係の書籍は毎年約100万元分にのぼります。これらの本は現在では相当数にのぼっており、すべて本大学の中正図書館に所蔵されています。
また、当学科の事務所の一角にも図書コーナーを設け、5,000冊以上の図書を蔵し、教師や学生に開放しています。
別棟の大学院には開架式図書室が二つあり、各種教科書、辞書、期刊誌、研究論文が置いてあります。

2.教学設備
当学科の事務所には日本語教育用のテープ、ビデオ、国語学に関する論文の索引CD-ROMなどがあります。また、衛星放送用テレビやビデオ機器、撮影機、OHP、ワープロ、NECのパソコン(PC-9801)等の設備もあり、授業等に活用されています。この他、本大学の「言語センター」と図書館の「マルチメデイア資料室」を通して、必要に応じて、随時、視聴覚教材を購入しています。

 

 

学術活動   Top

当学科では研究の気風を高めるため、以下の学術活動を行っています。

1.各学期に2、3回「日本語教育研究会」を開き、当学科に属する教師や内外の専門家が研究論文、研究成果等を発表しています。
2.毎年、不定期に日本から学者を招き、集中講義、あるいは講演を行っています。
3.外国語学部の各学科に属する教師たちの学術交流を行うため、年に一度「系際学術研討会」が開かれています。
4.毎年『東呉日語教育学報』、『東呉外語学報』を出版しています。
5.毎年修士課程、博士課程の学生による論文中間発表を行っています。

台湾には日本語関係の学会として、「台湾日語教育学会」と「台湾日本語文学会」があり、それぞれ活発に研究会等を行っています。当学科の教師たちは積極的にそれらに参与および参加しています。

 

学生会の活動   Top

当学科に全学生が参加する学生会が組織されています。当会は、学生生活を進めていく知恵や能力、それに学生としての人格を高めることを目標に、各種活動を行っています。当学科の教師は積極的にこれを支援し、指導しています。学生会の主な活動は、以下の通りです。

1.学術活動

(1)日本語スピーチコンテスト

(2)日本語翻訳コンテスト

(3)日本語作文コンテスト

(4)進学•就職に関する講演会

(5)座談会

2.体育活動

(1)日本語学科スポーツ大会

(2)「大専日語盃」(全国の大学及び高等専門学校の日本語学科の学生が集まって行うスポーツ大会)への参加

3.文化、レジャー活動

(1)新入生歓迎キャンプ

(2)日本週間

(3)日本語演劇大会

(4)日本語カラオケコンテスト

 

 

交流活動   Top

当学科は日本の拓殖大学、明海大学と姉妹校の関係を結び、学術交流を行っています。また、拓殖大学、高千穂商科大学、明海大学等の委託を受け、中国語教育、日本語教育実習等も行っています。
学生を日本へ送り出し、研修させるための制度としては、明海大学への短期留学、拓殖大学への夏期研修があります。
当科は拓殖大学の学生を対象とした長期中国語コース、高千穂商科大学の学生を対象とした夏季中国語コース、明海大学の学生を対象とした日本語教育実習コースを開き、それぞれの学生を受け入れています。さらに、日本の学習院大学、明治学院大学、立教大学、文化女子大学、茗渓学園高校等の学生たちが教師に引率されて、毎年のように来台し研修等の活動を行っていますが、当学科の学生がその手伝いをするのが琩となっています。

 

学生優遇制度   Top

1. 学部

(1) 授業料免除

本学を第一志望として大学入学共通試験を受けた者で、成績が上位の四名の学生は前期の授業料が免除されます。第一学年の前期の学業成績が平均80点以上の者で、学校の規定を遵守した学生は、後期の授業料が免除されます。推薦枠で入学した学生のうち、推薦入学試験の成績がトップの者も、これに準じます。

(2) 奨学金

クラスでの成績がトップの学生への奨学金制度があります。これは各学期ごとに行われ、「日間部」の学生には1万元、「進修学士班」の学生には5千元が、それぞれ渡されます。

(3) 学生アルバイト雇用

当学科の学生を対象に、アルバイト雇用を行っており、各学期ごとに4名ずつ選出し、時給100元の計算で、当学科の事務処理の手伝いをさせています。

2. 大学院

(1) 授業料免除

入学試験の成績が上位三名の学生は前期の授業料を免除されます。前期の成績が平均85点以上の者は後期の授業料が免除されます。

(2) 院生を対象にした教育部による助成金

教育部の規定により毎年支給されています。

 

 

就職状況   Top

当学科の学生は専攻として日本語を選び、「話す」「読む」「聞く」「書く」「訳す」等の力を高めるよう学習しています。しかし、大学が設けたマイナー・ダブルメジャー・教職課程などの課程も選択できるようになっています。積極的にそれらの課程を取る学生も多く、卒業後の進路は広きにわたっています。卒業生の主な就職先は以下の通りです。
1.政府機関:「外交部」、「教育部」、「新聞局」、あるいは「中央研究院」等の研究機関。以上は国家試験に通らなければなりません。

2.教 育 界:大学、高等専門学校、高校、語学学校等での日本語教師。

3.出版業界:企画、編集、翻訳等を行っています。

4.商 業 界:貿易会社、情報業界等で、企画、編集、翻訳、営業、秘書等の仕事に従事しています。

5.旅行業界

 

 

今後の計画   Top

1.短期企画

(1)積極的に優秀な教授を招き、教師陣を充実させます。

(2)学習や研究の気風を高めます。

2.中期企画

(1)日本語教育が一般社会に根づくよう努力します。

(2)高校での日本語教育を支援します。

3.長期企画

(1)日本語の生涯学習ができる環境を提供します。

(2)中日交流に必要な人材を育てます。

 

修士・博士課程の紹介 Top

当学科修士課程は1980年、博士課程は1991年、修士課程在職專班は2001年に設立されました。募集人数は、修士課程は17名、外国籍若干名、修士課程在職專班は15名、博士課程は若干名です。当学科修士・博士課程では、日本語教師の人材養成、日本語学、日本文学の研究者の育成を主な教育目標とし、国内唯一の日本語教師の人材養成という目標をもとに、博士課程を設立しました。当学科修士・博士課程は今現在、常勤教師と非常勤教師を合わせて計23名がおり、内訳は教授10名、副教授10名、助教授3名で、共に専門分野に通じ、熱心な指導を行っています。また、当研究所は専門分野で台湾国内の人材不足を補い、より深い考察力の養成、多元化の教学目標に合わせ、毎年定期的に日本から学者を招き、集中講義を行っています。大学院生は学術知識の啓発にとどまらず、討論を通して国際的な研究精神を育成していきます。その他、研究所では毎年以下の活動を行っています。

1.歓迎会

歓迎会は修士2年生と博士2年生により別々に行われます。先輩の紹介を通じて、研究所の一員となり、先輩や同級生と親睦を深めることを主な目的としています。

2.座談会

学年別に定期的に行います。新入生に当学科修士・博士課程の教学や研究目標を理解してもらうほか、各教科の担当教員を招き、授業方式や目標、及び大学院生に対する今後の期待や要望などについて簡単に話してもらいます。座談会を通して教師と学生の相互理解を深めることができます。

3.卒業論文中間発表

 毎年12月に定期的に修士課程論文中間発表を行います。卒業論文を提出する修士課程の学生にとって最も重要な発表です。参加する学生は約5000字の卒業論文の概要を提出する必要があり、審査通過後、卒業論文を最終的に仕上げていきます。

4.課外活動

 院生により、不定期に行われる課外活動は、お茶や食事をしたり、日本統治時代の台湾文学中にある場所や史跡を訪ねたりし、教師学生間の親睦を深めるのみにとどまらず、楽しんで学ぶことができます。

その他出版物

(一)「東呉日語教育学報」

1976年から、毎年当学科は「東呉日語教育学報」を出版しています。主な内容は、日本語学、日本文学、日本語教育など学術的な論文で構成されています。この学報は当学科の教師・院生の研究成果の重要な発表の場であり、国内外の日本語界からも注目を集めています。

 

(二)、「日語教学研究国際研討会」論文集:

当学科修士・博士課程は1993619日、20日に本校日本語学科と共同主催で「日語教学研究国際研討会」を行いました。研討会は、講演、論文発表、専門分野の研究討論会の三方面から進められ、831日には「日語教学研究国際研討会論文集」を出版しました。20001216日には、本校日本語学科の主催と、教育部、行政院国家科学委員会、外交部、財団法人交流協会の共催により、「日語教学国際会議-新世紀の日本語教学研究」が行われました。研究討論会での発表論文は『新世紀之日語教学研究国際会議論文集』として、編纂、出版されています。

 また、2002127日にも、本校日本語学科の主催と、教育部、行政院国家科学委員会、外交部、財団法人交流協会の共催により、「二OO二年日語教学国際会議」が行われました。国際会議の論文24篇が日本、香港からで、国内の各大学からも25名の日本語教育専門家が発表しました。研究討論会での発表論文は、20034月に『二OO二年日語教教学国際会議論文集』として編纂、出版されています。

(三)、日本文化関係書第一篇-『南方憧憬-佐藤春夫と中村地平』

日本文化研究所は以前から日本語文研究に関する一連の本を出版しようという計画がありました。1冊目は1991515日、当学科修士・博士課程の蜂矢宣朗教授の著作により台湾文學論の『南方憧憬-佐藤春夫と中村地平』(鴻儒堂)が出版されました。蜂矢宣朗教授著作の台湾文學論集は、佐藤春夫と中村地平の戦前の2人の作家が描いた台湾風土と民衆を題材とする文学作品が中心です。

これ以降は、都合により出版に至っていません。

(四)、『蜂矢宣朗先生傘壽記念論文集』

 2000112日に当学科修士・博士課程の蜂矢宣朗教授が80歳を迎えました。その弟子たちが「蜂矢宣朗先生傘壽記念論文集編集委員会」を編成し、自ら編纂、出版を行いました。日本文化研究所前所長黄国彦教授により序文が書かれており、萬葉集研究、日本語学研究、日本文学研究、台湾文学研究の関係論文19篇を含む内容となっています。

 

 

  入学試験の情報 Top

東呉大学日本語文学系九十三学年度(2004年)各入学試験日程予定

以下の日程は参考です。詳細な日程については募集要項規定をご覧ください。また、入学についての詳しいお問い合わせは本校招生組、または招生組ホームページまでお願い致します。

本校招生組02-2881-8471内線6061-6065 

入学試験別

募集要項予定発売日

申し込み予定期間

入学試験予定日

博士班入学試験

932上旬

935(現場申し込み)

936

碩士班入学試験

932上旬

932

(ホームページ上から申請書をダウンロードし記入後、郵送すること)

筆記試験:934月末

(予定日426)

碩士在職専班入学試験

932上旬

933月上旬(現場申し込み)

筆記試験:934月末

(予定日425)

編入生入学試験

935月中旬

936月初

(ホームページ上から申請書をダウンロードし記入後、郵送すること)

937月下旬

推薦入学試験

1.申込期間は募集要項規定によるものとする。

2.一次選考を通過した者は、本校で指定項目の二次試験を受験する。予定日2004411日。

 

進修学士新入生入学試験

申請入学

4月下旬

5月中旬

(学科能力テストによる成績表および書類の審査を行う)

試験入学

7上旬

筆記試験:7月下旬